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 もし入試日に新型コロナウイルスに感染したら? 大学入学共通テストや公立高校入試で追試日が設定されるなか、中学入試でも追試日を設ける私立中が増えている。感染状況が予測できないなか、万が一の救済策を準備することで、受験生の不安を和らげたいという思いからだが、日程調整や方法などに難しさもにじむ。

「練習校どうする?」日程調整に悩み

 「もし、本命校の入試日に濃厚接触者になったら……」。東京都内に住む女性は、小6の娘の中学入試を前に、スケジュール調整に頭を悩ませている。

 来年1月下旬から千葉県、2月1日からは都内の私立中を受験する予定だが、その前に「練習」の意味でも近隣県の私立校を受けるかどうか。「第1志望校の入試前に2、3校は受けてみて」と塾では勧められたが、万一そこで新型コロナに感染したり、濃厚接触者になったりしたら、本命校の入試が受けられなくなる。「今年は模試も自宅受験が多く、場慣れのために受けさせたいけれど……」と話す。

 千葉県の公立中高一貫校などを目指す小6女子の母も、12月初めの本命入試日が2カ月後に迫るが、まだ練習校を受けるかどうか、決めかねている。「もし濃厚接触者になったら、みんな本当に受験を諦めるのでしょうか。無理して試験に行かせる家庭もあるのではないでしょうか。感染は防ぎ切れない。追試などの救済策があるのなら、早めに教えて欲しい」

 2021年の入試日程について、文部科学省はコロナ禍の影響を考慮し、大学入学共通テストは2度の追試日程を設け、高校入試についても追試を設けるよう、今年6月に詳細な通知を出した。中学入試に関しても「これに準ずる」として、追試などでの受験機会の確保を求める。

 東京都教育委員会は都立高入試…

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