【動画】総額30兆円にものぼる東日本大震災の復興予算。その裏側に迫る
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 東日本大震災の復興事業を受注し、約2億8800万円の所得を隠したとされる廃棄物処理機械設置会社「コウキ」(兵庫県西宮市)の裏金作りに協力した複数の会社が、鹿島東北支店幹部(当時)へ数千万円の利益供与をした疑いのあることがわかった。この数千万円の大半も、協力会社が独自に作った裏金が原資とされ、支店幹部の利益要求に応じたという。

 神戸地検は2日付で、コウキと杉田光男元社長(54)を法人税法違反などの罪で在宅起訴した。起訴状などによると、コウキと杉田元社長は2014年と16年、下請けとして関わった岩手県や宮城県の震災復興事業で、複数の協力会社に工事の外注を装い、架空の請求書を作らせて経費がかかったように偽装するなどの方法で所得を圧縮し、約7900万円を脱税したとされる。

 複数の取引会社関係者らによると、大阪、仙台両国税局は18年11月、コウキや複数の下請け業者らを脱税容疑で一斉に強制調査(査察)した。その調査の中で、複数の協力会社が独自に作った裏金から数千万円が鹿島東北支店土木部幹部(当時)に流れている疑いが判明した。

 岩手県の復興事業などの現場幹部を務めたこの支店幹部は、飲食費や高級ブランド品の時計やバッグの領収書と引き換えに現金を要求したり、国内外の旅行費を負担させたりした。協力会社は費用の大半を、復興工事費から捻出した裏金から充てていたという。

 鹿島はこの支店幹部について社…

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