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 15年ぶりのリーグ優勝をめざすロッテが、コロナ禍に見舞われた。4日の岩下に続き、この日は新たに7選手の感染がわかったほか、4選手が濃厚接触者と特定された。計22人を入れ替え、ナイトゲームに臨んだ。

 今回感染がわかった選手は7人。荻野、角中、清田、菅野の4外野手と鳥谷、藤岡、三木の3内野手。さらに小野、山本、東妻の3投手と和田外野手の計4人が、岩下の濃厚接触者として特定された。

 球団は監督や選手らに月1回程度のPCR検査を行い、9月下旬の検査では全員が陰性だった。遠征時の行動を制限しており、今月1日まで札幌であった日本ハム3連戦では外食は4人以下で部外者がいなければ認められていたが、外食した人はいなかったという。

 松本球団本部長は「うちとしてはすごく対策をしてきた。(外食時のルールを)一人も破ったことはない。コロナというのは怖いと改めて感じた」と受け止めた。「(選手は)『申し訳ございません』と謝る必要もない。これはもうどうしようもない。感染経路も全く分からない状況での話で、1日でも早く回復して、現場に戻ってきて欲しいということは伝えた」

 ロッテは現在、リーグ2位につける。ソフトバンクとのしびれる優勝争いが続く中、大幅な戦力ダウンは否めない。抹消された選手のうち、荻野、菅野、藤岡は4日の西武戦に先発出場し、代走の切り札だった和田、鳥谷、角中も途中出場していた。濃厚接触者と特定された東妻も3日に中継ぎで登板している。岩下は開幕からローテーションを守り、5勝7敗だった。

 この日昇格したのは2年目の藤原、新人の高部(国士舘大)ら。井口監督は「優勝争いをする中で非常に残念だが、逆にいえば若い選手にとってはチャンスだ」と前向きに語った。松本球団本部長も「優勝争いをしている中で、若い選手もいい経験になり、今後にも生きる」と期待を込めた。つかんだチャンスをいかに生かせるか。しばらくは正念場だ。(室田賢

コロナ第2波 東京100days
緊急事態宣言が解除されたのもつかの間、東京は新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」に直面する。政治や財界、そして人々はどう動いたのか。100日間のドキュメントで迫る。
【動画】プレミアムA 東京100daysコロナ第2波ドキュメント=西田堅一、藤原伸雄撮影