市教委からのメール、半年で3700通 市「3割減を」

遠藤美波
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 神戸市教育委員会から各学校の教頭ら管理職に送られたメールが、今年3~8月の半年間で約3700通に上ったことが判明し、神戸市はメール内容を分析して「全体の4割に問題があった」と6日、発表した。送信メールを3割削減するよう、市教委に提案した。

 同市教委が教員の多忙化対策を進める一環で、メールの数を調べた。その後に市教育長の要請を受け、民間出身の市職員3人がメールの内容などを調べた。

 その結果、添付ファイルを開かないと内容が分からない▽添付ファイルが21件もある▽件名が抽象的で内容を想像できないなど、4割が受信者に余計な手間をかけさせるものだったと認定した。

 その上で、返信不要なものは教職員がいつでも見られる共用のサイトに掲示したり、ささいな訂正など不要なメールを削減したりすることで、メールの送信件数を3割削減できると提案。添付ファイルも3~6割削減できるとした。

 久元喜造市長は6日の記者会見で、「現場の負担は相当大きかったはず。早急に改善して下さい」と市教委に要望した。長谷川達也・市教委事務局長兼教育次長は「受け手の労力を考えて一工夫する手間が必要だったが、事務局も多忙でなかなか気持ちが回らなかった。提案を真摯(しんし)に受け止め、業務の見直しをしていく」と話した。(遠藤美波)