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 三井住友銀行は7日、来年4月以降に預金口座を新たに開く18~74歳の顧客のうち、ネットバンキングを使わない人から手数料をとると発表した。残高1万円未満で入出金が2年以上ない口座から、年税込み1100円を徴収。紙の通帳発行は550円必要で、取引のデジタル化を進めるねらいだ。

 1100円の手数料はネットバンキングの開始手続きをすれば、免除される。利用が難しい子どもや高齢者、来年3月末までの開設口座は対象外。長期の入出金がない未利用口座への手数料はりそな銀行が2004年に導入している。近年は地方銀行や信用金庫でも広がるが、メガバンク3行では初めて。紙の通帳への手数料はみずほ銀行も来年1月から導入予定だ。

 三井住友銀はネットバンキング利用を顧客に勧めてきたが、新型コロナウイルスの感染防止の点からも、店舗を訪れず取引できるデジタル化を一層広げたい考えだ。(鈴木友里子