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 「代表作になると思う」。国立競技場などを手掛けた建築家の隈研吾氏(66)がそう語る建物が、埼玉県所沢市に完成した。周囲の環境を受け入れる「負ける建築」を掲げてきた隈氏のこれまでの作風とは大きく異なる、自信作だ。

 公園の木立を抜けると、石の塊がこつぜんと現れる。11月6日にグランドオープンする角川武蔵野ミュージアム。すでに一部プレオープンしている博物館は、荒々しい巨石を思わせ、見上げる高さは30メートル超。日常において、これほどまでの巨石を目にすることはほとんどない。つまり、非日常の体験なのだ。

 さまざまな素材を使う隈氏だが、近年は国立競技場など「木」のイメージが強い。しかし、今回は黒っぽい花崗岩(かこうがん)を板状にしたものを2万枚も外部に張って、巨石のイメージを紡ぎ出している。なぜ石なのか。

 まず、武蔵野台地という立地だ…

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