学歴なんて関係ない? 同情もバカにされるのも、お断り

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聞き手・田中聡子、岸善樹
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 「学歴なんて関係ない」と言うけれど、その言葉には実態が伴っているのか……。そんな疑問を記事にしたところ、多くの反響がありました。生涯ついてまわる「学歴」への感情は人それぞれで、複雑。そこには日本社会のありようが映し出されていました。

小田嶋隆さん「家庭環境示す既得権益

 「学歴なんて関係ない」という言葉は、「べき論」としての建前です。普段は「学歴にこだわるべきじゃない」と思っていても、就職、結婚といった「人を選ぶ場面」、そして自分の子のこととなれば別問題。「少しでも高学歴が欲しい」が本音なのです。

 そして、多くの人には学歴差別の意識もある。しかも手が込んでいて「自分自身はこだわってないんだけど、その学歴では世間が許さないから」というように、世間を言い訳にして差別しています。

 昔はもっと学歴に対して無邪気だったように思います。私が早稲田の学生だった40年ほど前は、「東大卒は優秀」と素直に思う人が多く、人の学歴を話題にするのにも抵抗がなかった。それが、いつの間にか、触れてはいけないような「陰湿なテーマ」になっている。なぜでしょうか。

小田嶋隆さんは「いつの間にか、人の学歴を話題にすることが、陰湿なテーマになっている」と論じます。その背景にあるものとは。記事の後半では、中本千晶さんが「東大卒」というブランドについて考えます。

 「東大生の親は富裕層」とい…

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