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 「岩手県高校吹奏楽大会2020」が7日、盛岡市の県民会館で始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった全日本吹奏楽コンクール県大会の代替大会として開かれた。高校18団体がコロナ禍でも磨き続けた音色を響かせた。大会は10日にも行われる。

 大会が相次いで中止となる中、「ステージ上で演奏する機会を設けてあげたい」と、県高校文化連盟などが主催。感染防止策として、観客は原則、保護者や学校関係者に限定し、休憩時間にはステージ上の譜面台や椅子を消毒したり観客を入れ替えたりした。

 大船渡東は交響詩「森の詩」(広瀬勇人作曲)を演奏し、四季の移ろう森の情景を表現。舞台に上がった15人のうち7人は3年生で、新沼良果(はるか)さんは「こんなに大きな舞台で演奏できるのは高校生活でも最初で最後。みんなで一生懸命演奏できた」と笑顔で話した。

 審査の結果、金賞を受けたのは、久慈、盛岡農業、水沢、釜石、花巻東、盛岡誠桜、花北青雲、盛岡市立、千厩、一関学院(演奏順)。10日は、来夏に予定されている全国高校総合文化祭の予選部門と、講評のみを行う発表部門がある。(太田原奈都乃)

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