ニューヨーク=藤原学思
米ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)の首を押さえて死なせたとして、第2級殺人罪に問われている元警官のデレク・チョービン被告(44)=事件後に免職=が7日、勾留先の施設から保釈された。初公判は来年3月に予定されている。
同州の司法当局が公開した書面によると、同被告は7日、保釈金の100万ドル(1億600万円)を払った。同州では、保証人が支払える割合は保釈金の1割までに限られている。
同被告の家族は先月、クラウドファンディングサイト上で保釈金のための寄付を募るページを開設。ただ、7日夜時点で4500ドルしか集まっておらず、どのように保釈金を工面したかは明らかになっていない。家族はサイトに「次のステップはデレクが真実のために戦うのを助けること。保釈によって制約なしに弁護士と面会することができる」と記した。
一方、フロイドさんの遺族の代…
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朝日新聞国際報道部