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 プロ野球中日の本拠ナゴヤドームの近くで、わらび餅屋を営む山田喜久夫さん(49)が、26年前のあの日を振り返った。

拡大する写真・図版ナゴヤドームの近くでわらび餅屋を営む山田喜久夫さん

 1994年10月8日、ナゴヤ球場。中日と巨人が69勝60敗の同率首位で並び、最終戦での直接対決で優勝を争った「10・8決戦」だ。2―5の五回、中日の2番手投手として、マウンドに上がった。先頭打者の3番・松井秀喜を迎えた。

 中日の先発、今中慎二はこの年、14試合で完投し、13勝を挙げていた。「今中さんの試合はいつも、救援陣は開店休業状態」。大一番のこの日は総力戦だった。「一回からブルペンで肩を作っていた」。今中は四回までに3本塁打を浴び、5失点で降板した。

 勝てば優勝が決まる。球場は超満員。「平常心ではマウンドに上がれなかった。プレッシャーがあった。でも周りは見えていた」。初球のシュートはボール。2球目はファウル。3球目の直球は外れた。

 そして、2ボール1ストライク…

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