[PR]

 大分市の商店街「ガレリア竹町」に、サーモグラフィーで体温を測定できる「検温ステーション」が登場した。携帯電話の無料充電ができるオブジェ「鬼桜」を2月まで置いた鬼塚電気工事(大分市)が、新型コロナウイルスと共生しながら街ににぎわいを取り戻したい、と設置した。

 県の委託事業で、コンセントのキャラクター「ONICO」に手をかざし、正面のカメラに上半身を映して体温測定。結果は約10秒後、約4メートル奥に設置された鬼桜の下の電光掲示板に日時などとともに表示される。表示をスマートフォンなどで撮影して店を訪れることで、店側も必要以上に気を使わず接客ができる仕組みだ。

 体温が37・5度以上だと鬼桜は黄色く照らされ、38度を超すと赤く光るという。密を避けるため、ステーションの手前にゲートを設け、鬼桜は現在は充電できないようにしている。

 同社コミュニティデザイナーの宝亀真美さん(42)は「オブジェがにぎわっていた記憶が新しく、コロナ禍でも何かできないか考えてきた。体温を測って外出するのは当たり前の時代に利用してもらい、人が戻ってきたと思えるようになるとうれしい」と話した。(中島健)

関連ニュース