拡大する写真・図版県議会の議長公用車センチュリー。知事の公用車も同じ型だ=兵庫県庁

[PR]

 兵庫県知事と議長の公用車が昨年8月、トヨタ自動車の最高級車「センチュリー」に更新され、2台のリース代が7年間で約1400万円増え、約4200万円になることがわかった。

 知事と議長の公用車を管理する県管財課によると、2012年以前はセンチュリーを使っていたが、同8月から7年間は、環境への配慮からハイブリッド車(HV)のレクサスに切りかえた。センチュリーがHV車に改良されたため、更新期を迎えた昨年8月に車種を戻したという。

 レクサス時代のリース代は最初の5年間が月38万円、その後の2年間が月22万円だったため、7年間で計約2800万円。センチュリーは月50万円で、7年間で約4200万円となる。県管財課は「安全性や広い県土を移動しながら公務ができる機能性、式典出席時の品格などを総合的に判断した。立場や職責を鑑みて車種の決定は妥当」と説明している。

 昨秋の天皇・皇后両陛下の即位パレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」では、センチュリーを改造したオープンカーが使われた。

 7日の県議会決算特別委員会で、ひょうご県民連合の向山好一議員が「厳しい財政状況にある自治体の議長公用車としてふさわしいものか」と質問した。(滝坪潤一)