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 プロ野球・阪神タイガースの揚塩健治球団社長(60)は9日、今季終了後の12月1日付で辞任すると発表した。球団内で新型コロナウイルスの感染者が相次いだことに対する監督責任が理由。会見で「球界全体にご迷惑をおかけしたことは否めない。私なりのけじめの付け方としてご理解いただきたい」と述べた。

 阪神では3月、藤浪晋太郎投手ら3人の新型コロナ感染が判明し、チームも活動を休止。9月下旬には、主将の糸原健斗内野手ら選手5人とスタッフ4人の感染が明らかに。濃厚接触者らも含めて10人の出場選手登録を抹消、2軍から急きょ9人を昇格させてペナントレースに臨むなどしていた。

 9月に陽性と判定された選手の一部は、球団が設けた「4人まで」というルールに反して多人数での会食を行っていた。

 揚塩社長は1983年に阪神電鉄に入社。2009年から2年間、阪神タイガース常務取締役を務めたのち、阪神不動産社長、阪急阪神ビルマネジメント副社長などを歴任。16年から阪神電鉄取締役を務め、17年12月に球団社長に就いた。

コロナ第2波 東京100days
緊急事態宣言が解除されたのもつかの間、東京は新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」に直面する。政治や財界、そして人々はどう動いたのか。100日間のドキュメントで迫る。
【動画】プレミアムA 東京100daysコロナ第2波ドキュメント=西田堅一、藤原伸雄撮影