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 94年間児童の遊具として使われてきた埼玉県宮代町立百間(もんま)小学校のすべり台が今年、国の登録有形文化財となったのを受けて、同小で9日、登録証の受領式があった。受け取った児童らは「大切に使い続けていきたい」と喜びを語った。

 受領式は校庭のすべり台前で行われる予定だったが、雨天のため体育館に変更。文化庁から届いた登録証と青銅製のプレートが、新井康之町長と中村敏明町教育長から6年生に手渡された。児童代表の名取真奈さん(12)は「みんなの成長を見守ってきたすべり台。文化財に認定されてすべり台も喜んでいるでしょう」とあいさつした。

 すべり台は、旧百間村時代の1926(大正15)年に地元村民から寄贈された鉄筋コンクリート製で、補修を繰り返しながら使われてきた。山口隆夫校長は式の後、「コロナ禍の中で学校が次の一歩を踏み出す大きな後押しとなった。地域の人々や先輩方にも感謝したい」と話した。(米沢信義)

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