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 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)が2日に開幕し、3、4両日に新潟アルビレックスBBは横浜ビー・コルセアーズと戦い、1勝1敗だった。今季は強豪の多い東地区で戦うアルビBB。10、11日の琉球ゴールデンキングス戦で勢いをつけたいところだ。

 12人中8人が新加入選手となり、チームの顔ぶれが昨季からがらりと変わった。その分、攻守に連係不足が目立ち、開幕前のプレシーズンマッチは1勝6敗。それを引きずったような3日の初戦だった。

 第2クオーター(Q)が勝負の分かれ目。福田将吾ヘッドコーチ(HC)が「横浜の押し上げる守備に受け身となってしまった」と言うように、ゴールに向かう攻撃はほとんどなく、外側から打ったシュートはことごとくリングに嫌われた。横浜の19得点に対し、わずか4得点。新戦力のロスコ・アレンが両チーム最多の26得点を記録したが、流れを引き戻せず敗れた。

 ところが、4日の2戦目の1Qはまるで別のチーム。激しい守備で相手からボールを奪うと素早くゴールに向かい、次々とシュートを決めた。相手が内側を意識するとフリーな外側からシュートを決め、20点リード。福田HCは「100点に近い出来だった」と振り返った。

 新戦力のリチャード・ヘンドリックスが活躍した。前日は5ファウルで退場し、わずか6得点。福田HCに「戦ってない」と活を入れられ、積極性を取り戻し、得点は両チームトップの30、リバウンドは2位の12。この日のMVPに輝いた。

 しかし、2Qに横浜がゾーンディフェンスに変えると攻撃でミスを繰り返し、7点差まで詰められた。後半は一進一退。ここでも新戦力が活躍した。2点差に詰められた残り1分42秒に、青山学院大から入団した納見悠仁(昨季は特別指定で島根スサノオマジックに所属)が3ポイントシュートを決める。再び2点差となると、川崎ブレイブサンダースから移籍した林翔太郎が3ポイントシュートを決めるなどして、最後は競り勝った。

 福田HCは「制限時間ぎりぎりで打つなど攻撃の終わり方が悪いと、2Qのように連続得点を決められ、守備も悪くなる。攻撃の仕方をチームとして徹底したい」。

 今季は60試合を戦った後、上位8クラブによるチャンピオンシップ(CS)で優勝を争う。まずはCS進出が目標となる。(伊丹和弘

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