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 萩生田光一文部科学相は9日の閣議後会見で、平井卓也デジタル改革相や河野太郎行政改革相から求められた教育のデジタル化の加速について、「オンライン授業だけで学校へ行ったことにするような乱暴な代替策は現段階で考えて欲しくない」と伝えたことを明らかにした。

 萩生田氏は2日に平井氏と河野氏と会談。平井氏からは小中学校の教科書の原則デジタル化、河野氏からはオンライン授業に教員が立ち会う決まりの緩和などを求められたという。

 萩生田氏は「何か取り決めたことはない」とした上で、教員の立ち会いについて「子どもに適切に指導するには受信側に教師がいることが必要。教師が同席しないオンライン指導をもって対面授業に代替できることは現段階で考えていない」と述べた。その上で「学校に来なくてもいい世の中をつくってはいけない」との考えを示した。(伊藤和行)