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 新型コロナウイルスの影響による米ニューヨーク・ブロードウェーの休演が、来年5月末まで延長される。業界団体「ブロードウェーリーグ」が9日、発表した。休演は3月から1年以上に及ぶことになり、ニューヨークの観光業へのさらなる影響は必至だ。

 ブロードウェーは500席以上の座席を抱える41劇場からなる。業界団体はこれまで、当初は6月までとしていた休演期間を、「9月まで」「来年1月まで」と延長していた。一時は米国で感染拡大の中心地となったニューヨークは春に比べると新規の感染者は減ったが、最近はまた増えつつある。

 業界団体によると、2018~19年シーズンの観客は計1477万人で、総売り上げは18億3千万ドル(約1930億円)。ニューヨーク市に147億ドルの経済効果をもたらし、地元の9万7千人の雇用に貢献しているという。

 業界団体は声明で「加盟メンバーは状況が許し次第、再開することに力を注いでいる。再び幕を上げることができたら、業界を維持すべくたゆまぬ努力をする」と表明した。(ニューヨーク=藤原学思)