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 10日にあったフィギュアスケート東京選手権(東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)女子フリーで本田真凜(JAL)にハプニングが起きた。今大会用の「ラ・ラ・ランド」ではなく、耳覚えのない曲がかかったのだ。

 演技開始直後、戸惑いの表情で動きを止め、審判に説明に向かった。「ひとの曲だと思ったので」。しかし、実は今年3月に作ってもらったものの、ほとんど練習していなかった自分の新曲「I’ll Never Love Again(レディー・ガガ)」だったと思い出した。間違えて音源を提出していたという。

 このまま演技をしないでいると失格になると思い、「やるしかない」。最初の立ち位置や振り付けも思い出せず。「ほとんどアドリブで」滑りきった。93・66点で合計140・95点の7位だった。

 演技後は妹の望結(みゆ)らからからかわれ、笑いっぱなし。「いやもう、本当にどうしようって思って。びっくりしました。こんなことあるんだと。今もどきどきしています」

 本来使うはずだった曲の音源を慌てて探しに走った本田武史コーチは、「ありえへんなと。滑りきったことは驚きですけど」と苦笑いした後、「しっかりしないと」と厳しく言った。