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 さっぱりしたしょうゆ味のスープが特徴の東京ラーメン。その元祖とされる浅草の「来々(らいらい)軒」の「らうめん」が44年ぶりに、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)でよみがえる。1910(明治43)年にのれんを出し、戦前に一世を風靡(ふうび)したラーメン史に残る店に思いをはせながら、おなかを満たしてみては。

 ラーメン博物館で9日、再現された「らうめん」の試食会が開かれた。

 スープは、名古屋種の親鶏、国産の豚ガラに煮干しや野菜類を加え、弱火で煮込んで抽出したエキスに、原料がすべて国産の丸大豆しょうゆを加えた。素材のうまみが凝縮している。青竹で打った麺はモチモチしていて、具のチャーシューとメンマも味わい深い。

 再現には、しょうゆラーメンの有名店「支那そばや」(横浜市戸塚区)が関わった。同店の佐野しおり代表(59)は「話が来たときは驚いたが、(夫の故)佐野(実さん)だったら『絶対に俺がやってやる』と言うと思って引き受けた。スープに苦労したが、何度もやり直しておいしく仕上がった」と語った。

 「来々軒」創業者の尾崎貫一(かんいち)氏の孫らも、顔を見せた。孫の高橋邦夫さん(86)=東京都江戸川区在住=は「父親に聞いたところでは、1カ月の売り上げで、尾崎家と高橋家で分けた片方で1軒の家が建つほどだった」と往時の繁盛ぶりを紹介した。

 らうめんは、14日にラーメン博物館内に開店する「浅草 来々軒」で提供される。1日100食限定の青竹打ち麺が1100円(以下、いずれも税込み)、機械製麺が930円。再現メニューは他に、「ワンタンメン」(1130円)や「シウマイ」(1個150円)がある。店舗は支那そばやが運営する。

3代目から聞き込んだ製法

 ラーメン博物館によると、創業…

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