[PR]

 米国の旅行専門誌コンデナスト・トラベラーは、読者投票による「世界で最も魅力的な都市」(米国を除く)で、2020年は京都が初の1位(前年2位)に選ばれたと発表した。16年から4年連続で首位だった東京は6位に後退した。

 投票は今年4~6月に実施。同誌は、京都が「10世紀に建てられた寺や芸舞妓(げいまいこ)を身近に感じられる古都ながら、今も新しく生まれ変わっている」と評価した。「日本酒とともに(蒸留所が京都市内にできた)ジンの人気が高まり、ミシュランの星をもつ約100軒のレストランがある」とも。

 京都は、ほかの米大手旅行誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」の読者投票でも14、15年に連続で首位に輝くなど、世界中の観光客に人気がある。

 ただ、今年は新型コロナウイルスの影響でインバウンド(訪日外国人)が激減。7月に京都市内の主なホテルに泊まった外国人は前年同月比99・8%減の延べ579人にとどまるなど、苦戦が続いている。

 門川大作市長は、読者投票結果を受けて「安心・安全が確保される『新しい観光スタイル』の推進に力を尽くす」とコメントした。

 2位以下のランキングは以下の通り。②リヨン(仏、前年10位以下)③シンガポール(シンガポール、同3位)④シドニー(オーストラリア、同10位)⑤ウィーン(オーストリア、同4位)⑥東京(同1位)⑦ポルト(ポルトガル、同10位以下)⑧ヘルシンキ(フィンランド、同10位以下)⑨コペンハーゲン(デンマーク、同6位)⑩リスボン(ポルトガル、同10位以下)(向井光真)