朝日地球会議が開幕 初日はのんさん落合陽一さんら語る

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 「新しい未来のための5日間」をメインテーマに、国際シンポジウム「朝日地球会議2020」(朝日新聞社主催)が11日、始まった。新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催。コロナ禍を経て、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、どう行動すべきなのか、民主主義や気候変動、文化・文明などの観点から専門家が議論する。15日まで。

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 11日は、東京都小池百合子知事が「『未来の東京』を見据えたサステナブル・リカバリー(持続可能な回復)の推進」のテーマで講演(5日に事前収録)。「新型コロナとの戦いの最中でも、気候変動対策をしっかりと前進させることが重要。世界有数の大都市である東京の取り組みは、世界を変えていくと確信している」と述べた。

 「SDGsしないのん?」のテーマで自らの経験を話したのは、俳優で創作あーちすとののんさん。

 着られなくなったお気に入りの服を使いながら新しい衣装にした「アップサイクル」を紹介。自身の活動が「つくる責任 つかう責任」というSDGsの目標につながることに気づいたといい、「自分の活動とSDGsのつながりに気づくことで、自然に取り組めるようになるんじゃないかな」と話した。

 筑波大准教授でピクシーダストテクノロジーズCEOの落合陽一さんは「これからの生きかたと死にかた コロナ禍で私たちはひっそりと動物になっていく」のテーマで、文化や技術革新を題材に語った。

 落合さんは、これからの生きかたのキーワードに、冠婚葬祭や季節のイベントなどの「祝祭」を挙げた。コロナ禍で集まれなくなったことで、「祝祭性や空間の共有性を持ちたいと感じた人は多いだろう」と指摘。「祝祭性を人類はもっと生かしていかないといけないと思う」と話した。

 12日には、米政治経済学者のグレン・ワイルさんと慶応大教授の坂井豊貴さんによる対談「資本主義と民主主義を根こそぎに?」やパネル討論「コロナと気候危機」などがある。