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 中期防衛力整備計画(2019~23年度、中期防)に盛り込まれた新たな分野の脅威に対する防衛力強化の一環で、長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地に2021年度、電磁波作戦部隊の一部隊を置くことが明らかになった。

 国の21年度予算編成に向けた概算要求のうち市関係分について市が12日の市議会基地対策特別委員会で説明する中で明らかにした。相浦駐屯地に第101電子戦隊(仮称)の約20人を置き、現在ある水陸機動団と合わせた駐屯地の定員は約1980人になるという。

 政府は2018年に発表した現在の中期防で、宇宙・サイバー・電磁波といった新領域を融合して「多次元統合防衛力」の構築を打ち出した。電磁波作戦部隊は、相手のレーダーや通信を無力化するのが任務で、本部を朝霞(あさか)(埼玉県)に置き、朝霞や相浦を含め全国計7カ所に配置する。防衛省は市に対し部隊の全体規模は明らかにしていないという。(原口晋也)

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