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 筑波大発のスタートアップ企業「S’UIMIN(スイミン)」が、簡単に装着できる機器とAI(人工知能)を使った睡眠計測サービスを始めた。眠りの質を気軽に判別できるようにすることで、悩みを抱える人らに解決のヒントを与えることを目指す。

 同社は、睡眠の基礎研究で世界的に知られた柳沢正史教授らが2017年に茨城県つくば市で立ち上げた。

 当時、睡眠に関する技術「スリープテック」が流行し、小型の活動量計が普及しつつあったが、就寝中の体の動きや心拍数などから睡眠の中身を推測するものがほとんど。柳沢教授には「眠りの質を正確に測るには、脳波を調べなければいけない」との不満があったという。一方で、睡眠障害を診断する「終夜睡眠ポリグラフ検査」(PSG検査)には入院が必要で、脳波などを測るため身動きが不自由になるほど電極を付ける。データ判定には、専門の技師でも数時間かかる。

 そこで新しく開発したのが、頭に付ける使い捨ての電極シートと手のひら大の端末。利用者は、7晩ほど就寝時に装着した後、データが蓄えられた端末を送り返す。脳波や眼球の動きなどを記録したデータは、筑波大の計算科学研究センターが手がけたAIが瞬時に解析する。

 利用者に届ける報告書には、レム睡眠、ノンレム睡眠などの経過を詳細なグラフにして表示。眠りの質をAからEまでの5段階で判定し、問題があれば助言などを行う。精度は、PSG検査と臨床検査技師によるものと遜色ないという。

 計測サービスは9月から法人相…

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