【動画】日本学術会議の新会員候補6人を政府が任命せず。何が問題か。政府の説明は。
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 日本学術会議が推薦した会員候補の学者6人を菅義偉首相が任命しなかったことをめぐり、静岡県の川勝平太知事の発言に批判が集まっている。7日の定例記者会見で、元学者の立場から菅首相を批判。「教養のレベルが露見した」などの発言が反発を招いたとみられる。

 比較経済史が専門の川勝知事は早稲田大の元教授で、英オックスフォード大で博士号を取得している。7日の会見では、学術会議の問題について「菅義偉という人物の教養のレベルが露見した。学問をされた人じゃない。単位を取るために大学を出たんじゃないか」と批判。「任命しない理由を明らかにすべきだし、学問がなっていないという理由以外は認められない」と語気を強めた。

 この発言に対し、県庁には9日までに215件の電話やメールが寄せられた。約200件が知事に対する批判で、県によると「学歴を引き合いに出すのは差別的だ」といった内容が目立ったという。2000年の地方分権改革で、国と地方自治体は上下関係ではなく「対等・協力の関係」に改められたが、今回の発言を受け、「一国の首相を知事が批判するのはいかがなものか」といった批判も多く寄せられたという。

 SNSにも同様の批判が相次ぎ、県議会最大会派の自民改革会議も、「学歴差別につながる発言は避けるべきだ」と県に申し入れる方針だ。

 これに対し、川勝知事は「私は反学歴主義者だ」と反論しているという。県幹部は「知事の真意が伝わっていない。政治は学問に介入してはいけないという文脈だ」と危惧する。

 12日には、橋下徹・元大阪府…

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