開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、結果もそのまま波乱なし。7年8カ月ぶりの政権交代という割には、しらけたムードが流れていました。
挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。
今回は安倍晋三前首相の後継と思いきや、はしごを外された形で敗れた岸田文雄前政調会長。日ごろからそばで取材をしていた番記者の政治部、西村圭史記者にも同席してもらい、忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。
・「禅譲」のはしご、なぜ外された?
・国会議員票、派閥の人数より30人ほど上乗せできたのはなぜ?
・菅さんが相手では、次の総裁選も厳しいのでは?
・麻生派との連携のため、古賀誠元幹事長には泣いてもらう?
◇
Q:自民党総裁選では発信を強めました。それまでは一歩引いた姿勢でしたが、「岸田マークⅡ(ツー)」ととらえていいですか。
A:過去の外務大臣のときなどと…
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