【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、石破茂氏「敗戦の弁」
始まる前から勝ち目の乏しかった自民党総裁選に飛び込み、結果は3候補中最下位、強みだったはずの地方票でも菅義偉首相を下回る惨敗を喫した石破茂元幹事長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。
さすがに落ち込んだのか、結果判明の直後から次の総裁選への意欲を示した岸田文雄氏とは対照的に、記者団の問いかけに「来年のことはまだ終わったばっかりで言えない」と言葉を濁していた石破氏。ところが、収録では次もやる気十分という様子でした。ただ、勝つための具体策が見えない。とりわけ課題の国会議員票集めは道筋が見えず、5回目となる挑戦でもなお他力本願という印象は拭えません。
安倍晋三前首相と長くライバル関係にあった石破氏には、何が足りないのか。収録に同席した政治部の石破番、松山尚幹記者が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。
・岸田文雄氏よりも下位だったショック
・びっしりの本棚とコンビニ弁当
・最大の誤算は菅氏の出馬
・党は最初から勝たせるつもりがなかった?
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Q:石破さん、率直に語ってくれましたね。
A:テレビでも言わないところまで話してくれたと思います。「自分に役職がつくのは乱世の時」という言葉に、私は次の総裁選への覚悟を受け取りました。
Q:後進に道を譲る気は全くないようでした。
A:そうですね。ただ、石破派…
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