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  国際シンポジウム「朝日地球会議」(10月11~15日)は今年、オンラインで開催し、国内外の企業人や研究者、環境活動をする若者らもリモートで登壇しています。アーカイブ動画とともに、各セッションの内容をお届けします。

 東京五輪・パラリンピックをはじめ、世界中でスポーツや文化のイベントが延期や中止に追い込まれている。新型コロナの感染拡大で「不要不急」ともいわれるスポーツや音楽はどんな価値を持ち、どうあるべきなのか――。(11日、朝日地球会議でのセッションから)

 国際体操連盟会長で国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める渡辺守成さんの一言をきっかけに、「今回は、東京五輪が開催できるかできないかという議論ばかりが続くのではと心配していた」と話すパリ在住の作家でミュージシャンの辻仁成さんの表情がパッと明るくなった。

 渡辺さんのその一言とは、延期になった東京五輪のあり方についてだった。「新型コロナがあって、私の五輪の見方が変わった。なぜ五輪を開くのか、原点に戻った。この1年の延期は、五輪のあり方を見直すチャンスだ」。渡辺さんがいう原点とは、五輪憲章がうたう「スポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求する」という部分だ。

 商業的になり過ぎていた五輪を懸念していたという辻さんは「非常に本質的なことをIOCの委員の渡辺さんが言うことは、勇気のあることだ」とたたえた。「僕はスポーツは得意じゃないけど、本当にスポーツが好きで取り組むアスリートたちの真剣さは好き。投機の対象でなければならない五輪から離れられる素晴らしい機会だ。世界がコロナに負けない時代をつくるんだという強い決意を持てるものにしなければならない」

 辻さんのこの言葉に渡辺さんも笑顔を見せ、2人はオンラインの画面上で握手を交わした。

辻仁成さんと渡辺守成さんらによるパネル討論の動画を、記事の後半でご覧いただけます。

 辻さんはパリでロックダウン(…

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