教育の進化、オンライン化で
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 国際シンポジウム「朝日地球会議」(10月11~15日)は今年、オンラインで開催し、国内外の企業人や研究者、環境活動をする若者らもリモートで登壇しています。アーカイブ動画とともに、各セッションの内容をお届けします。

 教育現場でデジタル技術の利用が遅れている日本。オンライン化による教育の進化のあり方を議論した。(11日、朝日地球会議でのセッションから)

 政府は小中学生にデジタル端末を1人1台配布する構想を進めている。だが、経済協力開発機構(OECD)が15歳(高1相当)を対象に行った学習到達度調査(PISA2018)では、日本は1週間のうち授業でデジタル機器を「利用しない」と回答した生徒がほとんどの教科で、加盟国中最も多いという現実がある。

 民間企業から転じたことで知られる広島県教育長の平川理恵さんは、オンライン化推進のため県内の小中高のすべての児童生徒にグーグルのアカウントを配布したことを紹介した。その一方で、「リアル(現実)の授業がおもしろくなければオンラインでもだめ。大事なのはどうおもしろい授業をつくるかだ」と強調した。

 さらに状況打開のための取り組みとして、昨年開校したばかりの中高一貫で全寮制の県立広島叡智(えいち)学園の「探究型」の学習事例を紹介。こうした取り組みの県内全体への普及のために、教員のオンライン研修を行うなど支援体制も充実させつつあるとした。

 ドワンゴ社長の夏野剛さんは、学校法人・角川ドワンゴ学園が運営するネットの高校「N高校」の特徴を説明。「何でもネットで完結する。卒業に必要な単位を、凝縮したオンライン授業で普通の高校より短い(拘束)時間で取れる」という。難関大学の受験コースでは「予備校の講師をスカウトした。東大合格生も出た」と成果を自負した。

 オンラインの授業とはいえ、教科を教える教師とは別に担任を置いて、チャットツールによる「朝会」などを通じて、コミュニケーションを欠かさない工夫も紹介した。

 夏野さんは日本の教育のオンラ…

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