コロナと気候危機 世界と日本はどこに向かうのか
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 国際シンポジウム「朝日地球会議」(10月11~15日)は今年、オンラインで開催し、国内外の企業人や研究者、環境活動をする若者らもリモートで登壇しています。アーカイブ動画とともに、各セッションの内容をお届けします。

 新型コロナウイルスの感染拡大という危機が続く中、もう一つの世界的な危機である「気候危機」とどう向き合うべきか。政策を軸に意見が交わされた。(12日、朝日地球会議のセッションから)

 モデルの小野りりあんさんは、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんから世界各地に広がった「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)」の活動を紹介。国内でも高校生や大学生ら若者が中心となって活動していることを挙げて「若者は本当に不安で、ご飯がのどを通らないぐらいになりながらも一生懸命活動している子たちがいる。ぜひ応援して一緒に大人も負けじとやっていきたい」と話した。

 これを受け、国際金融情報センター理事長の玉木林太郎さんが「気候変動を次世代以降、若い人たちだけの問題ととらえるのは間違い」と応じた。環境の問題に加えて「生活全般、社会システム、経済システムの全部を変換しなければならない大きなインパクトのあるテーマだ」と指摘した。

 東京大教授の高村ゆかりさんは、2018年の西日本豪雨や、19年の台風15、19号などを例に「気候変動が一因になっている災害が、私たちの身近なところに生じている」と話し、今向き合うべき問題であることを強調。「気候変動や感染症の問題は、私たちの社会が抱えるリスクや課題を見せている。今と同じ社会と経済のあり方の先には、私たちが到達したい未来はなさそうだということを知らせている」とした。

 コロナ禍でダメージを受けた経…

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