橋本拓樹
植物由来のたんぱく質でつくる「代替肉」が日本でも広がりつつある。大豆を使った商品が中心だが、世界的な市場の拡大に後押しされて今後の普及が見込まれている。
近年、健康志向の広がりや世界の人口増加に伴う食糧不足、畜産の過程で家畜が出す二酸化炭素が地球温暖化にも影響することが指摘されたことなどで、世界では代替肉への注目が高まっている。一方、日本は菜食を好む人が欧米とは違って少なく、普及は遅れてきた。
そんななか、3年前から丸大食品が市販用の商品を販売してきたのに続き、今年3月に日本ハムと伊藤ハムも追随。食肉大手が本格的に動き出した。日本ハムは「ナチュミート」のブランドで5商品を展開。ハンバーグとキーマカレーが人気という。「粒の大きさが異なる大豆を使い分け、肉の食感を再現できるよう工夫している」(広報)と話す。
調査会社のシード・プランニン…
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