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 福島県南相馬市の市職員だった大内涼平さん(当時25)は昨年10月13日未明、職場から車で帰宅途中に台風19号による大水に巻き込まれた。今月10日、親族で一周忌法要を営んだ日も雨だった。「雨を見るたび、どうしても涼平のことが頭をよぎってしまう」。父親の敏正(としまさ)さん(57)は息子の死を受け入れられないでいる。

 台風が上陸した昨年10月12日、涼平さんの職場の小高(おだか)交流センターは避難所となった。涼平さんは避難者の誘導などに追われ、13日未明まで働いた。当時、雨は弱まっていたが、大雨特別警報と避難指示が継続中だった。

 ただ、同日も朝から仕事があるため、上司が涼平さんに帰宅を指示。その後、冠水した道路で立ち往生した後、流された。

 「どうして台風のさなか、息子…

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