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まだまだ勝手に関西遺産

拡大する写真・図版水族館のようなトイレ。少し暗めの照明で、まるで海の中にいるような雰囲気を味わえる=兵庫県明石市、滝沢美穂子撮影

 店のカウンターに腰を下ろす。眼下に播磨灘が広がり、淡路島、小豆島、家島諸島などが見渡せる。コーヒーを飲みながら開放感に浸った。

 しばらくすると、もよおした。店の奥に「それ」はあるという。ドアの先にある自動ドアが開いた。「え!?」。色鮮やかな魚が泳いでいた。

 ガラス壁の向こうで妖しい光に照らされた熱帯魚たち。もっとよく見ようと近づくと、足に何かが当たった。あら、便器。そうだ、ここはトイレだったんだ。座ると熱帯魚と目が合うような合わないような……。

 一般的な個室より一回り大きく、天井も高い。ガラスに囲まれ、水族館に迷い込んだようだ。

 「出てきたお客さんが、上に横に手を振り回し、連れに説明するんです。踊ってるみたいなのを見るのがおもしろくて」。レストラン「ヒポポパパ」のオーナー、宮永幸一さん(71)がニヤリとする。ただし、この自称「水族館のトイレ」は女性用しかない。女性の方がきれいに使ってくれそうだからだ。

 建材業の4代目。育った明石で…

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