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 映画や歌舞伎の世界で、特異な存在感を放つ歌舞伎俳優の中村獅童さん(48)。やくざから純朴な役柄までこなす演技の幅の広さは、叔父で時代劇の名優、萬屋錦之介(1932~97)の言葉に裏打ちされていた。

 錦之介は、獅童さんの父・初代中村獅童さんの実弟。歌舞伎の世界から映画に転身、映画「宮本武蔵」やテレビドラマ「子連れ狼(おおかみ)」など数多くの代表作をもつ大スターだ。

 「叔父が入ってくると部屋が明るくなる。甲高い声で『幹弘(本名)、元気か』と声をかけてくれて。明るくて格好良くて、子どもながらにこれがスターだとあこがれましたね」

 獅童さんが19歳のころ、錦之介が座長を務める巡業公演に加わった。あるとき、夕食の席で話をする機会があった。

 「これからも役者をやっていくんだろう」

 「そうです」

 そんなやりとりを経て、錦之介…

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