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 緊急避妊薬を市販薬化し、価格を抑えて入手しやすくしてほしい――。NPO法人ピルコンの染矢明日香理事長(34)は、そう訴え続けてきました。2年間で約10万人の賛同署名を集め、6月に「#緊急避妊薬を薬局で」プロジェクトを有志で立ち上げました。政府が医師の処方箋がなくても薬局で買えるよう検討する方針を打ち出したことについて、「市民の声の力を感じている」と言います。

海外約90カ国で、処方箋なし薬局で販売

 国内では緊急避妊薬を入手するハードルが高く、必要とするすべての女性に届いていないのが現状です。安全性が確認され、世界保健機関(WHO)の必須医薬品に指定されている薬で、海外の約90カ国では医師の処方箋なしに薬局で買えます。一方で日本では、対面かオンライン診療で処方箋を出してもらわなければなりません。

 性交から72時間以内の服用で妊娠阻止率は約85%といわれ、早ければ早い方が効果が高いとされますが、地方で近くに病院がないなど、対面診療をすぐ受けるのが難しいケースがあります。

 また、病院にアクセスすること自体に心理的なハードルを感じている人もいます。医師に心ない声をかけられたなど、過去に嫌な経験をしたという声も見聞きしてきました。

安心して入手できる環境を

 さらに、値段の壁があります。海外では数百~5千円前後で購入できる一方、日本では6千~2万円前後かかります。高額を理由に断念する人も後を絶ちません。

記事後半では、ピルコンに寄せられる相談から見えてきたこと、そして今後の展望を語ります。

 そんななか、すでにネット通販…

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