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 中国山東省青島市で新型コロナウイルスの集団感染とみられるケースが確認され、市は約940万人の全市民対象のPCR検査に乗り出した。中国では8日まで国慶節の大型連休で延べ6億3千万人が国内旅行をし、青島市にも約450万人が訪れていた。人の移動が激しい連休直後の感染確認だけに、当局は警戒を強めている。

 青島市によると、13日までに新たに発症者6人、無症状の感染者6人を確認した。いずれも青島市胸科病院の入院患者や家族らで、集団感染が疑われている。

 青島市は16日までに全市民の検査を終えるとしている。専門家は「旅行客を通じて青島市外に感染が広がる可能性もある」とし、旅行客らに積極的に検査を受けるよう呼びかけている。

 山東省も9月23日以降青島市に行った人を対象にPCR検査を実施。13日朝までに22万5千人を検査したが、感染は確認されなかったという。(上海=宮嶋加菜子)

拡大する写真・図版中国山東省青島市で12日、PCR検査を受ける市民ら=新華社