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 京都市動物園(左京区)で昨年度の特任園長(現・アニマル園長)を務めたケープハイラックスのメス「チィ」が1日、6歳9カ月で死んだ。人懐っこく、口角が上がった笑顔が特徴で、3月末までポスターやSNSなどで「園の顔」として活躍した。園内で追悼の写真展「チィ 今までありがとう ~微笑(ほほえ)みの美獣を偲(しの)ぶ~」を開いている。11月8日まで。

 ケープハイラックスは、中東やアフリカの岩場に生息する小動物で、寿命は10年ほど。園によると、先月26日に呼吸が息苦しそうだったため、確認したところ、腸管にガスがたまっていた。処置をしたが、翌日から餌をまったく食べなくなり、今月1日の昼ごろに死んだことを確認した。

 2015年の来園当初からチィを見てきた飼育員の黒田恭子さん(34)は「突然亡くなってショックです。可愛い笑顔でケープハイラックスの知名度も押し上げてくれた」と悼んだ。(紙谷あかり)

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