[PR]

 米アップルは13日午前(日本時間14日未明)に発表会を開き、iPhone(アイフォーン)として初の高速通信規格「5G」対応となる「iPhone 12」や最上位機種「iPhone 12プロ」など新たな4機種を発表した。

 新4機種はいずれも5Gに対応する。最新チップ「A14 バイオニック」を搭載して処理能力を向上させ、暗い場所などでの写真の撮影性能を上げたほか、高品質の動画方式「ドルビービジョン」を撮影・編集できる。ディスプレーには鮮やかさを従来以上に向上させた有機ELを使用。表面のガラスの強度も高め、落としたときの耐性が従来の4倍になったという。本体部分はこれまでの丸みを帯びた形から、角張ったデザインに変更された。

 6・1インチ画面の「iPhone 12」(米国価格は799ドル~、日本では税抜き8万5800円~)は、「11」と比べ、11%薄く、16%軽くなった。また一回り小さい、5・4インチ画面の「iPhone 12ミニ」(米国価格は699ドル~、日本では同7万4800円~)は、より求めやすい価格に設定した。いずれも背面に広角と超広角の二つのカメラを搭載している。

 上位機種は、6・1インチ画面の「iPhone 12プロ」(米国価格は999ドル~、日本では同10万6800円~)と、6・7インチ画面で一回り大きい「iPhone 12プロ・マックス」(米国価格は1099ドル~、日本では同11万7800円~)を発表した。背面には広角、超広角、望遠の三つのカメラを搭載。本体はステンレススチール製で、周囲との距離を測れる「ライダー・スキャナー」を搭載し、拡張現実(AR)機能を向上させた。

 同社は日米などで「12プロ」と「12」を10月23日に、「12プロ・マックス」と「12ミニ」を11月13日に発売する。

 アップルはまた、小型のスマートスピーカーの「ホームポッド・ミニ」(米国価格99ドル~、日本では同1万800円)を11月16日の週に発売する。(サンフランシスコ=尾形聡彦)