[PR]

 トヨタ自動車は12月に予定していた恒例の社内駅伝大会を中止することを決めた。社員や家族ら3万人超が集う大規模な「社内運動会」として知られるが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年は開催を見送る。中止は、激しい労働争議で混乱した1950(昭和25)年以来、70年ぶりとなる。

 駅伝大会は戦後間もない47年から社員の一体感を高める目的で始まり、初回は10チームが参加。近年は、毎年12月の第1日曜日に愛知県豊田市の自社スポーツ施設で、社内団体の主催で開催している。

 昨年の大会では国内外の事業所や関係会社から計566チーム、約4500人がランナーで参加。4部門に分かれ、最長約31キロのコースを走破した。応援の社員や家族を中心に過去最多という約3万5千人が来場し、豊田章男社長も声援を送った。車の展示や食品販売などの催しもあった。(三浦惇平)