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 南米ペルーの世界遺産マチュピチュを見ようと、地元の村で7カ月滞在していた日本人男性が10日、現地を観光した。新型コロナウイルスの影響で遺跡に入ることも、国内移動することもままならずに過ごしていたが、離れようとしたところ、現地で「最後の観光客」と報じられ、村人たちが動いてくれた。

 マチュピチュの観光が実現したのは、奈良市のボクシングトレーナー、片山慈英士(じぇしー)さん(26)。「うれしいというか、驚きだった」と語る。

 片山さんは、2019年7月から世界一周旅行を始めた。父方の祖父がカリブ海の島国・トリニダード・トバゴ出身で、ルーツをたどりたいとの思いもあった。

 今年3月15日、ボリビアからバスでペルー入りし、遺跡のふもとにあるマチュピチュ村に到着した。すぐに、翌日のマチュピチュ遺跡の入場券を入手した。

 だが、ペルー政府はこの夜、新型コロナによる緊急事態宣言を発令し、外出を禁止。遺跡どころか、村からの移動さえ簡単にできなくなった。ホテルも営業禁止となり、観光客が続々と帰って行った。片山さんの部屋はホテル経営者のアパートの一室だったため、泊まり続けることができた。

「こんなハッピーエンドはありません」

 最初の1カ月は帰国の道も探っ…

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