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 富士通とファナック、NTTコミュニケーションズは7日、ものづくり現場のデジタル化を後押しする共同出資会社を11月に立ち上げると発表した。様々なメーカーの工作機械の稼働状況を一括管理できるツールなど、クラウド上で便利なシステムを提供したり、専用のSNSで機密性の高い情報をやりとりしたりできる。2021年4月に国内向けにサービスを始める。

 新会社名は「DUCNET(ディーユーシーネット)」。工作機械の頭脳となる数値制御(NC)装置大手のファナックが、製造業の立場から必要な機能を提案。富士通がシステムを作り、システムの安全性にNTTコムの技術を生かす。機器の保守点検の仕方を紹介する動画などを、利用企業同士が売り買いすることも想定している。

 欧米やアジアなど海外にも順次サービスを広げて、23年までに国内外300社の利用を目指す。利用料は従業員10人ほどの企業の場合で月数万円の予定。(鈴木康朗)