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 地域振興のため、全国各地で生み出された「ゆるキャラ」。中でも最大のヒットといわれるのが、熊本県の「くまモン」です。でも、実は開発当初は、冷ややかな反応だったのだとか。そのキャラクターデザインを担当したクリエーティブディレクターの水野学さん(48)に、「くまモン誕生秘話」を聞きました。

拡大する写真・図版くまモンをデザインした水野学さん

 ぼくはデザイナーというのは、そのデザインが世の中に出た時、どんな作用を生むかをどの程度具体的に思い浮かべられるかが、勝負だと思っています。

 くまモンは2010年の「くまもとサプライズ」というキャンペーンをきっかけに生まれたのですが、ぼくは当初、ロゴの製作を依頼されたのです。でも、熊本県のことを考えた時、やっぱり最大の効果を上げるためには、ロゴではなく三次元のキャラクターが必要だと思い、そのように提案しました。

 デザインで気をつけたのは、キャラクターから、即、熊本が思い浮かばないといけないということ。

 二段論法や三段論法ではダメなんです。瞬間的に発想できないといけない。であれば、単純なものの方がいいんじゃないかと思った。

あの顔は、驚いている表情

 で、熊本県だから「クマ」にしたんです。全国都道府県の中で、動物の名前がつくのは、他に鹿児島、群馬、鳥取と、計四つしかないのですが、動物名そのままの読みをしているのは、熊本県のクマだけなんですね。だとすれば、ここはやっぱりクマでいくしかないと。

 くまモンの目・鼻・口を決める…

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