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 日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、立憲民主党など野党4党は14日、会員任命の調整に携わっていた杉田和博官房副長官の国会出席を与党に要求した。野党は、最大の焦点である6人が除外された理由を問いただす考えだが、与党は応じない方針だ。

 立憲の安住淳国会対策委員長が同日、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談し、杉田氏の国会招致を求めた。26日に召集される臨時国会の予算委員会での質疑を想定している。

 安住氏は、「任命問題への杉田副長官の関与は濃厚になった。学術会議の推薦名簿から6人を外した理由を聞かなければならない」と記者団に語った。

 杉田氏は警察庁出身で、警備局長や内閣危機管理監などを歴任。2012年に第2次安倍政権が発足すると、官僚トップの事務担当の官房副長官に就いた。在職日数は約7年9カ月で歴代2位の長さだ。17年8月からは中央省庁の幹部人事を一元管理する内閣人事局の局長も兼務する。安倍政権時から、官房長官だった菅義偉首相とともに、人事権を背景に霞が関を掌握してきた。

 政府関係者によると、杉田氏は今回の任命問題で、「任命できない候補者がいる」との趣旨を事前に菅首相に説明していた。首相は99人分の任命を決裁した際に、学術会議が提出した105人の推薦人名簿は「見ていない」と話しており、杉田氏が6人除外に主導的に関わった可能性が高いとみられる。

 杉田氏はまた、安倍政権時の1…

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