朝日新聞ポッドキャストと連携する「シネマニア経済リポート」。今回は、アジア系女優が主演を務めたディズニー映画「ムーラン」がテーマです。製作したディズニーにとっては、宿願とも言えるような大事な作品だったと言いますが、次々とトラブルが起きてしまいます。
その経緯や背景、大国となった中国とハリウッドの向き合い方について、東京経済部の藤えりか記者が解説します。朝日新聞ポッドキャストでお聞きください。主な内容は以下の通りです。
・主演俳優、香港めぐり舌禍
・ディズニーと中国の因縁とは
・ジョージ・クルーニーに聞いたら……
・作品と中国の体制は切り離して評価するべき?
◇
Q:「ムーラン」、日本では劇場公開されないことになりました。
A:もともとは春に世界同時公開の予定でした。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大で、アメリカのほか、映画の舞台となった中国でも劇場が閉鎖されてしまいました。
結局、3回ほど公開を延期した末に、アメリカや日本では動画配信サービス「Disney+」で独占配信されました。
中国では、9月になってようやく劇場で公開。ところが、滑り出しこそ好調と報じられましたが、興行収入は伸び悩み、レビューサイトでも酷評されてしまっています。
Q:どんな映画なんですか。
A:主演の女性、リウ・イーフェ…
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