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 奈良県立大学の新学部設置について、荒井正吾知事は14日の定例記者会見で「プログラミング能力など、世の中に必要とされる広い理工系の教育をできる学部にできないかと考えている」と話し、理工系学部の設置をめざす考えを明らかにした。

 県は県立大学の運営方針などを定める6年ごとの中期目標を策定していて、2021年度から6年間の中期目標を県議会12月定例会に提出する予定。提出予定の中期目標に、新学部開設をめざすことを盛り込む。

 新学部を含む新たなキャンパスの設置は、大和平野が広がる田原本、三宅、川西の3町が一体となって誘致していて、荒井知事は「産業や研究の集積がねらいで、広い土地が必要。大和平野中央の新しい町づくりをこれから作り上げたい」と前向きな姿勢を示した。

 荒井知事は13日の決算審査特別委員会でも、県内の労働力における人材育成についての委員の質問に答え、「県内に工学系の学部がないため、県内の工業高校などを卒業した生徒が県外に流出する。新学部を作り、県内の産業の役に立つ人材を育てたい」と話していた。(平田瑛美)

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