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 海を渡るチョウとして知られるアサギマダラが、山あいの京都府宇治市立笠取小学校(小槌晶乃校長、児童20人)に飛んできている。13日に5匹、14日は2匹を確認した。網でとらえ、児童が校名の頭文字「KTS」や日付を羽にペンで書き込み、観察して放している。

 自然環境を生かして観察しようと、今年3月からチョウが好むフジバカマの花を畑で育てて、9月には生態やマーキングの仕方を愛好家に教わり、待っていたところ、花が咲き始めて本当にやってきた。6年の新谷りんさん(12)は「意外に大きくて、羽がステンドグラスみたいにきれい」と話した。

 アサギマダラは薄い藍色の羽を広げると10センチ前後ある。ほどよい気温の場所を求めて移動しており、福島県から台湾までの2千キロを渡ったとの観察記録もあるという。(小西良昭)

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