[PR]

 11月の米大統領選を前に、民主党のバイデン前副大統領が静かにリードを広げている。選挙を争う共和党のトランプ大統領のように話題を振りまくことはなく、大規模な選挙集会も自粛しているが、激戦州への訪問を増やしており、トランプ氏が優位とされていた州の獲得もうかがう。

 「混乱と分断を招くトランプのせいで、21万5千人以上の命が失われた」

 13日、フロリダ州ペンブロークパインズのコミュニティーセンターで演説をしたバイデン氏は、新型コロナウイルスが米国にもたらした被害や、トランプ政権の対応のまずさを訴えた。バイデン氏はマスクをつけたまま演説し、参加者は距離を保って座った。報道陣も代表取材のみだった。

 バイデン氏は新型コロナの感染拡大を受け、3月途中から集会や遊説を取りやめ、選挙活動のほとんどをオンラインで行っていた。しかし、選挙も近づき、9月に入ってからは激戦州を中心に、現地入りする機会を増やしている。

 ただ、スタイルはトランプ氏とは対照的だ。トランプ氏の集会では現在も多くの支持者がマスクをつけずに群れるが、バイデン氏の場合は参加者を限定し、残りの人はオンラインで見てもらうスタイルだ。13日の集会もユーチューブで配信をした。

 バイデン氏は演説でも必ず、トランプ氏の新型コロナ対策について「不注意で傲慢(ごうまん)な対応のせいで、米国の歴史上、最大の悲劇をもたらした」などと批判。マスク着用の徹底や、検査や接触追跡の拡大を訴え、違いをアピールしている。

 選挙情勢はバイデン氏に優位に推移している。

 政治サイト「リアル・クリア・…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら