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 第45期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)を制し、3期ぶりの奪冠と自身3度目の「大三冠」(名人、棋聖、本因坊)に返り咲いた井山裕太名人(31)が15日、対局場となった静岡県熱海市の旅館「あたみ石亭」で一夜明けての心境を語った。

 対局のあった昨日までとは一転、リラックスした表情で現れた井山名人。「七番勝負は、実力はもちろん体力、精神面が問われる修業の場。一段落してほっとしている」と語った。

 家族や知人らからお祝いのメールも届いたが、「最初に名人位を獲得したときにはすごい数をいただいたんですけど、タイトルを重ねるうちに人数は減っていったような……」と苦笑する。

 その圧倒的な強さから、最近では「魔王」と呼ぶファンも。「囲碁界は以前と比べニックネームが定着していない。定着するならそれはそれで。『魔王』にふさわしい棋士になれるように頑張ります」とさらりと受け止める。

 囲碁界でも将棋などと同様、AIの影響力が増す。今後については「囲碁の内容もどんどん変わっていっている時期。乗り遅れないように、そしてさらに自分なりのものを付け加えて表現していけたら」と抱負を語った。(尾崎希海)

井山裕太名人 一問一答

 ――名人獲得、改めておめでとうございます。一夜明けての心境を。

 紙面を見たり、家族や知人からお祝いのメールをもらったりして、終わった直後よりは少しずつ実感が出てきた。家族からはいつも通り、「おめでとう」「おつかれさま」と。

 最初に名人位を獲得したときはすごい数をいただいたんですけど、おかげさまでタイトルを重ねるごとに人数は減っていったような……(苦笑)

 ――七番勝負の振り返りを。

 芝野さんはいま日本囲碁界で最…

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