拡大する写真・図版東京電力千住火力発電所。煙突の高さは約84メートルで、れんがでできていた。その後、昭和30年代に周囲を鋼板で補強したという(東京都足立区立郷土博物館提供)

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 人はなぜ、あの煙突に、そんなにも哀愁を感じるのだろう。

 東京都足立区千住桜木。昭和30年代後半まで、ここにある有名な煙突があった。もくもくと煙を出す東京電力千住火力発電所の4本煙突。ひし形に配置され、見る場所によって4本、3本、2本、1本と姿を変えた。そんな姿から、いつしか「お化け煙突」と呼ばれるようになった。

 建設は1926(大正15)年。当時は水力発電が主流で、千住火力発電所はその補助的な電力の供給と位置づけられた。千住や付近の工場へ直接電気を供給し、東京東部の工業の発展を支えた。

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 この4本の煙突は、数々の映画や漫画などで描かれた。

 53年公開の映画「煙突の見え…

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