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 リニア中央新幹線の静岡工区を巡る大井川流域の水資源問題について、JR東海の金子慎社長は8、9月の記者会見で、リニア工事やJR東海の対応に関する質問に答えた。静岡県との協議が難航する現状については「不誠実な対応をしたつもりはない」と語り、地元側との認識の違いも浮き彫りになった。

拡大する写真・図版山梨リニア実験線で走行試験を始めた新車両=2020年8月17日、山梨県都留市、小渕明洋撮影

 金子社長の会見は原則毎月2回開かれており、今夏は8、9月で4回開いた。

 大井川の水問題で静岡県との交渉がこじれた原因について、金子社長は「静岡県は『もっといい説明をしてくれたら』と言うかもしれないが、私たちは『この説明ではだめなのか、一生懸命やっているのに』と感じた。お互いに主張があって、なかなか理解してもらえなかった」と語った。

 川勝平太知事が「JR東海がデータを出し渋ったことが原因」と指摘していることには、「(議論は)かみ合わなかったかもしれないが、データを出し渋るという不誠実な対応をしたつもりはない」と応じ、指摘を否定した。

拡大する写真・図版記者会見で記者の質問に答えるJR東海の金子慎社長=2020年8月5日、大阪市内

JR東海のリニア中央新幹線は、静岡工区の工事が足踏みし、2027年の開業が難しくなっています。静岡県の地元では「トンネル工事の影響で大井川の水量が減る」などとして反発が強まっていますが、JR東海トップはどのように説明してきたのでしょうか。記事後半では一問一答で最近の記者会見を詳報します。

 大井川の利水者や市町に取材し…

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