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 政府の観光支援策「Go To トラベル」事業の8月の利用状況について、観光庁は15日、1泊1万円未満の宿を使った人が全体の64・1%を占めるとの集計結果を明らかにした。事業をめぐっては高額の宿に利用が偏っているとの声もあがっているが、比較的安価な宿にも一定の恩恵が広がっているといえそうだ。

 旅行予約サイトの運営会社や大手旅行会社、宿泊施設などの実績をもとに、トラベル事業を使った人の宿泊単価(割引前の価格)をまとめた。1万円以上2万円未満は22・2%、2万円以上3万円未満は8・8%。3万円以上は4・9%だった。旅行会社が企画するパックツアーや、交通機関の割引分は含まれていない。集計結果は、15日の野党会合で示した。

 集計はトラベル事業の利用者が比較的少なかった8月時点のもの。東京の追加決定で旅行者が増えた9月や10月は利用状況も大きく変わる可能性がある。また観光庁の担当者は「割引の利用に地域的な偏りがないかも、見ていく必要がある」としている。